熟年離婚が急増中な理由

一昔前まではこれほど離婚するカップルが多くなかった日本ですが、現在では4組に1組の割合で離婚するとも言われている離婚大国になりつつあります。
そして、今熟年離婚をする夫婦が右肩上がりで増えています。
その大半が妻から離婚を申し出るケースであり、男性側の年齢が60歳から65歳になったときが一番多いと言われています。

 

なぜなら、これぐらいの年齢で男性は定年を迎えることがほとんどであり、定年後嘱託などで働いている人も65歳ぐらいには退職することが多いからです。
つまり、妻としては夫と一日中過ごすことが苦痛であることから離婚を切り出すということです。
それに加え、この時期に退職金が振り込まれますから、これが振り込まれた後に切り出そうと考えている方も多いです。
というのは、退職金というのは共有財産とみなされていますから、離婚の際の分与財産にあたるため、老後の生活を確保するためにはこのお金は必要なものなのです。

 

また、さらに近年では年金分割制度ができたことにより、厚生年金部分も婚姻年数に応じて離婚する際に2分の1まで分割することができます。
つまり妻は自分の分の国民年金と夫の厚生年金部分の一部を年金として受け取ることができます。
このような背景があるので、今後も老後を目の前にした方たちの離婚は増加し続けるかもしれませんね。