支払われていない退職金と財産分与

熟年離婚が増えている現在、問題として増えているのが、夫の退職金の財産分与です。
先に結果から言いますが、支払われていない退職金は、妻に分与される対象となります。

財産とは、目に見える現金、貯金、預金、動産不動産ばかりではありません。

有価証券や知的財産権、そして将来的に財産と見なされる退職時のお金も財産です。
ですので、退職時に夫に支払われる予定の金銭があれば、分与の対象となるのです。

分与が為される場合、一般的には婚姻期間に応じて金額が算出される事になる事が多いです。
ただし、受給される確率が高い事が条件で受給までの期間が長すぎる場合、分与対象とならないケースもあります。

例えば結婚後、数年で離婚した夫婦がいたとしましょう。
妻は慰謝料を受け取るとしても、夫の退職時の金銭を受け取るケースはほぼありません。

ポイントは財産と見なされる確率です。
熟年離婚といっても、年齢は人によって異なっており、勤め先の受給開始日も異なります。

よってまずは財産と見なされるかどうかを弁護士に相談しておくと良いでしょう。
予め、受給される金額を把握しておく事も重要で、計算だけでもしておくとスムーズに離婚と分与を行えます。
少しややこしい問題ですが、1つずつハードルをクリアしていってください。

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